大阪「半グレ」55人摘発 G20と万博控え“浄化作戦”
大阪府警南署は12日までに傷害や恐喝などの疑いで「半グレ」と呼ばれる不良グループのリーダーの男(20)ら15〜32歳の男女55人を摘発した。
グループ名は「アビス」で100人以上が所属している。
南署によると、アビスは大阪市の繁華街・ミナミを拠点に活動。複数のガールズバーを経営し、昨年9月から利用客のトラブル相談が相次いだ。
「1時間3000円飲み放題」とうたい、実際は数十万円を請求して脅し取るなどしており、メンバーらが相次いで逮捕された。
アビスは11月、南署に解散届を提出した。
リーダーの男の逮捕容疑は8月15日、他のメンバーと共謀し、対立する半グレ集団が経営する大阪市中央区の店舗に金属バットを持って押し掛け、店の男性に暴行するなどした疑い。
リーダーは「アビスなんて知らない」と否認している。
ガールズバーの月の売り上げは最低でも計約5000万円あり、毎月30万〜50万円が暴力団に渡っていたとみられる。
大阪では来年6月に20カ国・地域(G20)首脳会議、2025年に国際博覧会(万博)を控え、府警は街の“浄化”に力を入れていた。
グループ名は「アビス」で100人以上が所属している。
南署によると、アビスは大阪市の繁華街・ミナミを拠点に活動。複数のガールズバーを経営し、昨年9月から利用客のトラブル相談が相次いだ。
「1時間3000円飲み放題」とうたい、実際は数十万円を請求して脅し取るなどしており、メンバーらが相次いで逮捕された。
アビスは11月、南署に解散届を提出した。
リーダーの男の逮捕容疑は8月15日、他のメンバーと共謀し、対立する半グレ集団が経営する大阪市中央区の店舗に金属バットを持って押し掛け、店の男性に暴行するなどした疑い。
リーダーは「アビスなんて知らない」と否認している。
ガールズバーの月の売り上げは最低でも計約5000万円あり、毎月30万〜50万円が暴力団に渡っていたとみられる。
大阪では来年6月に20カ国・地域(G20)首脳会議、2025年に国際博覧会(万博)を控え、府警は街の“浄化”に力を入れていた。