パンダの赤ちゃんゴロゴロ…100倍以上に成長
和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」で11日、8月に生まれたジャイアントパンダの赤ちゃん「彩浜サイヒン」(雌)が、屋内運動場にデビューした。
彩浜は同施設で最も小さい75グラムで生まれた。だが、生後150日を迎えたこの日の測定では7680グラムと、100倍以上に成長した。
これまでの公開は産室に限られていたが、自力でしっかり歩けるようになったため、母親の「良浜ラウヒン」とともに広い屋内運動場に出ることになった。
この日、飼育スタッフに抱かれて運動場に入った彩浜は、丸太の遊具によじ登ったり、良浜にじゃれたりするなど、新しい環境を楽しんでいる様子だった。
良浜をまねて、まだ食べられないササにかじりつく場面もあった。
山口県下関市から家族で訪れた男児(4)は「パンダを見るのは初めて。かわいかった」と喜んでいた。
公開時間は原則、午前10時15分〜午後3時。