「壬申戸籍」ネットで出品 法務省が経緯確認
初の全国的な戸籍として、1872年から編製された「壬申戸籍」とみられる文書が、インターネットのオークションに出品され、法務省が急きょ回収する事態があった。
壬申戸籍は「華族」「平民」といった当時の身分や犯罪歴も記載され、差別につながる恐れがあるため閲覧禁止となっており、同省が出品の経緯などを確認している。
法務省によると1月末、オークションサイト「ヤフオク!」に「明治戸籍」と題された文書が出品され、2月7日に13万3千円で落札された。
文書は内容から、現在の浜松市あたりの戸籍とみられる。
壬申戸籍は「華族」「平民」といった当時の身分や犯罪歴も記載され、差別につながる恐れがあるため閲覧禁止となっており、同省が出品の経緯などを確認している。
法務省によると1月末、オークションサイト「ヤフオク!」に「明治戸籍」と題された文書が出品され、2月7日に13万3千円で落札された。
文書は内容から、現在の浜松市あたりの戸籍とみられる。