新型「マツダ3」国内発売 独自の新エンジン初搭載
マツダは24日、国内で「アクセラ」として展開していた小型乗用車の車名を海外向けの「マツダ3」に統一し、新型車を発売した。
社名を冠した新型車を投入することで、ブランド価値や認知度を高める狙いがある。
新型車はデザインを刷新し、滑らかな流線形の車体で力強い生命感を表現。
部品の見直しで走行中の揺れを抑え、乗り心地を向上させた。セダンとハッチバックタイプの2種類で、希望小売価格は218万1000円から。
一部のモデルには、ディーゼルエンジンの技術を活用して燃費を従来より2割ほど改善した独自の新型ガソリンエンジン「スカイアクティブX」を市販車として初めて搭載する。
マツダは投入を進める新世代商品の第1弾として、既に北米や欧州などで発売している。
国内で月2千台、世界では年35万台の販売を目指す。
マツダの丸本明社長は東京都内で記者会見し「来年会社創立100年となるマツダに重要なのは独自性だ。自信を持ってお客さまに届けられる商品ができた」と話した。