多重事故で1人死亡、16人ケガ 名神高速
滋賀県草津市の名神高速道路で、女性1人が死亡し、16人がケガをする多重事故があり、観光バスの運転手の男が現行犯逮捕された。
24日午後4時20分ごろ、名神高速上り線の草津ジャンクション付近で、観光バスと乗用車3台が絡む多重事故があった。
警察や消防によると、追突された乗用車には、福井県の親戚の家に向かうため12人が乗っており、仲本佳子さん(58)が死亡。
孫で小学1年生の尾崎綾音ちゃん(7)が意識不明の重体、ほかの娘や孫ら10人は重軽傷。
観光バスに乗っていたのは中国人観光客など35人で、2人がケガをした。
過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕された観光バスの運転手・鈴木武容疑者は「前の車にぶつかったことは間違いありません」と話しているということで、警察が捜査している。