タクシー売上金盗難 女子大生を誤認逮捕
今年1月、愛媛県松山市でタクシーの車内から売上金などが盗まれた事件で警察が愛媛大学の女子大学生を誤って逮捕していたことが分かった。
誤認逮捕されたのは愛媛大学に通う22歳の女子大学生。女子大学生は今年1月9日の午前2時過ぎ、松山市の路上でタクシーから降りる際、売上金などおよそ5万5000円を盗んだとして今月8日、松山東警察署に窃盗の疑いで逮捕された。
警察はドライブレコーダーの映像などから女子大学生を逮捕したが、関係者によると女子大学生は「その日、タクシーには乗っていない」などと一貫して無実を訴えていた。
警察は逮捕2日後に女子大学生を釈放し、その後は任意で捜査を進めていたが別の容疑者が浮上したという。
松山東警察署は「誤認逮捕となった原因を調査する」とコメントしている。