１２日夜、群馬県前橋市の住宅で火事があり、この家に住む６８歳の女性と７１歳の兄の２人と連絡が取れなくなっている。
同居する女性の３２歳の息子が「広告チラシに火をつけ放火した」などと話し、逮捕された。

警察によると、１２日午後９時半すぎ、前橋市青梨子町で「隣の家が燃えている」と、１１９番通報があった。
火はおよそ２時間後にほぼ消し止められたが、木造２階建ての住宅が全焼し、これまでに焼け跡から１人の遺体が見つかった。

この家には３人が住んでいたが、無職の萩原松代さんと兄の櫻井定男さんと連絡が取れなくなっているという。

現場にいた萩原さんの息子で、同居していた無職の萩原幸広容疑者が「広告チラシに火をつけ、その火で１階の洋服に放火した」と話したということで、警察は放火容疑で逮捕し、動機などを詳しく調べている。