舞台ハリー・ポッターが日本人キャストで無期限上演
世界中で大ヒット中の舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」が22年夏に、日本人キャストで無期限ロングラン上演されることが13日、発表された。東京・赤坂ACTシアターを同舞台の専用劇場に改修する。
16年7月に始まった同舞台は、ロンドン、ニューヨークなどで420万人を動員するほどの人気ぶり。アジア圏では初上演となるだけに、注目を集めそうだ。
注目の人気舞台が、TBSとホリプロがタッグを組み、日本で上演される。しかも、ミュージカル以外の舞台作品では史上初の無期限ロングラン形式での上演となる。
TBS開局70周年を記念した上演で、ACTシアターを21年から1年かけてハリー・ポッター専用劇場に大規模改修する。
制作はミュージカル「ビリー・エリオット」「メリー・ポピンズ」などの海外作品にも定評のあるホリプロが担当する。
小説、映画ともに世界中で人気の「ハリー・ポッターシリーズ」だが、舞台版は小説の最終巻から19年後を描いた物語。
1部と2部に分けて上演され、ハリー・ポッターの次男アルバスを中心に話が進む。映画でおなじみのキャラクターも登場し、原作ファンも楽しめる内容となっているという。英国では24の名だたる演劇賞を総なめにし、アメリカでもトニー賞の最優秀作品賞などを獲得。
注目の日本人キャストは現在未定で、全キャストがオーディションで決めるという。
歴史的な上演の決定にTBS佐々木卓社長は「TBS70周年記念公演として上演出来る事、大変光栄に思っております」。
ホリプロ堀義貴代表取締役社長も「ホリプロにとって長年の夢であるロングラン公演がいよいよ実現します」とコメントした。