大同特殊鋼、高濃度アルカリ水を海に違法放出
大手特殊鋼メーカー「大同特殊鋼」知多工場(愛知県東海市)は12日、高濃度のアルカリ水(pH11前後)を海に放出したと発表した。
正確な量は不明だが、昨年1月以降、最高で月1、2回、1回あたり200〜300トンと推測されるという。
同社によると、鋼の製造過程で発生する高濃度アルカリ水を、汚水用水槽で処理する手順を守らず、雨水用水槽に移していた。
大雨の時には水槽があふれたため、海に排水した結果、法定の許容範囲(pH5〜9)を超える高濃度アルカリ水が流れ出たという。現在は水槽を深くし、排水にあたっての水質検査の態勢も強化したとしている。
同社は「雨水と混じって中和されるだろうという甘い認識があった。誠に申し訳ない」と陳謝した。
正確な量は不明だが、昨年1月以降、最高で月1、2回、1回あたり200〜300トンと推測されるという。
同社によると、鋼の製造過程で発生する高濃度アルカリ水を、汚水用水槽で処理する手順を守らず、雨水用水槽に移していた。
大雨の時には水槽があふれたため、海に排水した結果、法定の許容範囲(pH5〜9)を超える高濃度アルカリ水が流れ出たという。現在は水槽を深くし、排水にあたっての水質検査の態勢も強化したとしている。
同社は「雨水と混じって中和されるだろうという甘い認識があった。誠に申し訳ない」と陳謝した。