災害時の「人と盲導犬」 課題探る意見交換会 水戸
東日本大震災を受け、盲導犬の使用者たちが災害時の課題を話し合う意見交換会が八日、水戸市内であった。視覚障害者らでつくる「県盲導犬ユーザーの会」と、その支援者ら計二十人が参加した。十五年ほど前に発足したユーザーの会が、災害をテーマにした意見交換会を開いたのは初めて。 (近藤統義)
盲導犬を使用する鉾田市の吉野京子さん(51)は「店が閉まり、ドッグフードの備えが少ししかなく大変だった」と震災を振り返った。水道、電気などのライフラインが止まり、参加者の多くが犬の飲み水や餌、排せつ場所を確保するのに苦労したという。一方で、水戸市の稲村洋志さん(70)は「家の外に避難したが、犬と一緒で心強かった」と盲導犬の存在が支えになったことを報告した。
避難所については、城里町の浅見清さん(62)が「出口近くなどに盲導犬使用者が集まる場所を設ければ、支援しやすいのではないか」と提案した。
ユーザーの会によると、県内では二十五匹あまりの盲導犬が活躍している。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20120410/CK2012041002000152.html
盲導犬を使用する鉾田市の吉野京子さん(51)は「店が閉まり、ドッグフードの備えが少ししかなく大変だった」と震災を振り返った。水道、電気などのライフラインが止まり、参加者の多くが犬の飲み水や餌、排せつ場所を確保するのに苦労したという。一方で、水戸市の稲村洋志さん(70)は「家の外に避難したが、犬と一緒で心強かった」と盲導犬の存在が支えになったことを報告した。
避難所については、城里町の浅見清さん(62)が「出口近くなどに盲導犬使用者が集まる場所を設ければ、支援しやすいのではないか」と提案した。
ユーザーの会によると、県内では二十五匹あまりの盲導犬が活躍している。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/20120410/CK2012041002000152.html