保管庫のカギしていなかった!筋弛緩剤紛失、病院麻酔部長を書類送検 大阪府警
大阪市北区の北野病院が昨年7月、保管していた筋弛緩剤「エスラックス」5本(計250ミリグラム)を紛失した問題で、保管庫を施錠していなかったとして、大阪府警曽根崎署が薬事法違反容疑で、管理責任者の麻酔部長だった男性医師(54)と、法人としての同病院を書類送検していたことが4日、分かった。
同署によると、エスラックスは薬事法で毒薬に指定され、貯蔵時の施錠が義務づけられている。
送検容疑は昨年7月4〜7日、手術準備室にある保管庫で筋弛緩剤を保管する際に施錠しなかったとしている。
医師は「頻繁に使うので施錠していなかった」と供述、無施錠が常態化していたとみられる。
同病院によると、保管庫には60本を常備。
医師は昨年7月4日夜に60本あることを確認したが、翌5日と6日は全体の本数を確認せず、7日になって5本足りないことに気づいた。
紛失した筋弛緩剤は成人15人分の致死量に相当。
病院側は「誤廃棄の可能性が高い」と説明していた。
同署によると、エスラックスは薬事法で毒薬に指定され、貯蔵時の施錠が義務づけられている。
送検容疑は昨年7月4〜7日、手術準備室にある保管庫で筋弛緩剤を保管する際に施錠しなかったとしている。
医師は「頻繁に使うので施錠していなかった」と供述、無施錠が常態化していたとみられる。
同病院によると、保管庫には60本を常備。
医師は昨年7月4日夜に60本あることを確認したが、翌5日と6日は全体の本数を確認せず、7日になって5本足りないことに気づいた。
紛失した筋弛緩剤は成人15人分の致死量に相当。
病院側は「誤廃棄の可能性が高い」と説明していた。