アウシュビッツ看守を逮捕 93歳、虐殺加担の疑い
ドイツ南西部シュツットガルトの検察当局は6日、ナチスのホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の舞台となったアウシュビッツ強制収容所で、看守を務めていたとされる男(93)を逮捕したと発表した。
発表によると、男は収容所内での虐殺に加担した疑いがあり、起訴する予定という。
当局は男の名前を公表していないが、ウェルト紙(電子版)によると、逮捕されたのはハンス・リプシス容疑者。
1941年秋から45年1月までアウシュビッツで勤務していた。
56年に米国に渡ったが、ナチス関係者だったことを伏せていたため83年、西ドイツ(当時)に送還された。
リプシス容疑者は6日、ドイツ南西部アーレンの自宅で逮捕された。
逮捕前の4月末、ウェルトの取材に看守ではなくコックとして働いていたと主張、虐殺への関与を否定していた。
アウシュビッツは現在のポーランド南部にあり、犠牲者は約150万人とされる。
発表によると、男は収容所内での虐殺に加担した疑いがあり、起訴する予定という。
当局は男の名前を公表していないが、ウェルト紙(電子版)によると、逮捕されたのはハンス・リプシス容疑者。
1941年秋から45年1月までアウシュビッツで勤務していた。
56年に米国に渡ったが、ナチス関係者だったことを伏せていたため83年、西ドイツ(当時)に送還された。
リプシス容疑者は6日、ドイツ南西部アーレンの自宅で逮捕された。
逮捕前の4月末、ウェルトの取材に看守ではなくコックとして働いていたと主張、虐殺への関与を否定していた。
アウシュビッツは現在のポーランド南部にあり、犠牲者は約150万人とされる。