<トキ>ひな、カラスに襲われ死ぬ
環境省は24日、新潟県佐渡市の放鳥トキのペアから生まれた雌のひな1羽がカラスに襲われて死んだと発表した。
放鳥トキのひなが死んだのは今季5羽目だが、動物に襲われて死ぬのが確認されたのは初めて。
同省によると、佐渡自然保護官事務所の職員が同日昼ごろ、5歳の雄と雌のペアの巣の下で右足や内臓が失われたひなを発見。
巣の様子を撮影したビデオを確認したところ、23日午後2時半ごろから約30分間、カラスがひなを攻撃する様子が映っていた。
ひなは死んだ後、巣から落ち、タヌキに内臓を食べられたとみられる。