「競馬やサラ金の返済に…」関西最古の老人ホーム元事務局長、9200万円着服
神戸市東灘区の社会福祉法人「神戸老人ホーム」は27日、同法人の元事務局長の男性(57)=懲戒解雇=が、昨年10月までの12年間にわたり約9200万円を着服していたと発表した。
同法人は業務上横領罪で兵庫県警東灘署に告訴する方針。
同法人によると、元事務局長は平成11年に会計担当の事務員となり、12年から事務長、20年からは事務局長を歴任。
法人内の各事業所の従業員から源泉徴収した所得税や住民税を一括納付する際、一部を着服していたという。
昨年8月、財務担当の理事が会計処理に不審な点があると元事務局長を追及して発覚。
元事務局長は法人の調査に「競馬などのギャンブルやサラ金の返済に使った」と着服を認めたという。
同法人は明治32年に設立された関西初の老人ホーム「神戸友愛養老院」が起源。
現存する老人ホームとしては国内で最も古いとされ、神戸市内に特別養護老人ホームやデイサービス施設など13事業所を展開している。
同法人は業務上横領罪で兵庫県警東灘署に告訴する方針。
同法人によると、元事務局長は平成11年に会計担当の事務員となり、12年から事務長、20年からは事務局長を歴任。
法人内の各事業所の従業員から源泉徴収した所得税や住民税を一括納付する際、一部を着服していたという。
昨年8月、財務担当の理事が会計処理に不審な点があると元事務局長を追及して発覚。
元事務局長は法人の調査に「競馬などのギャンブルやサラ金の返済に使った」と着服を認めたという。
同法人は明治32年に設立された関西初の老人ホーム「神戸友愛養老院」が起源。
現存する老人ホームとしては国内で最も古いとされ、神戸市内に特別養護老人ホームやデイサービス施設など13事業所を展開している。