「隅田川花火大会」30分で中止、79万人ガックリ
東京都墨田区と台東区の隅田川沿岸で27日夜に行われた隅田川花火大会が、雷雨のため開始から約30分で中止となった。
主催者によると、現在の名称となった78年以降、中止は初。
この日は約79万人が訪れ、午後7〜8時半に2万発余りが打ち上げられる予定だった。
開始直後には20年の夏季五輪とパラリンピックの東京招致をPRする5色の花火が打ち上げられ、見物客らは夜空の祭典をつかの間楽しんだ。
27日は、関東と東北地方で大気の状態が不安定となり、栃木県大田原市で観測史上最多となる1時間に87・0ミリの猛烈な雨が降るなど、一部地域で大雨となった。