紅茶パックに覚せい剤6.7キロ=米国人男を起訴−千葉地検
紅茶パック81個に覚せい剤計約6.7キロ(末端価格4億7000万円)を隠して密輸しようとしたとして、千葉地検は30日、関税法違反などの罪で、米国籍の自称会社員リチャード・ウイークス被告(55)を千葉地裁に起訴した。
起訴内容を否認しているという。
東京税関成田支署によると、ウイークス被告は10日午後1時半ごろ、インド・デリーから成田空港に到着。
バッグの中に大量の紅茶パックがあるのを不審に思った検査官が覚せい剤を発見した。
覚せい剤の周囲にはビニールテープで茶葉が張り付けられた上、何重にも梱包されており、エックス線を使っても通常の紅茶パックにしか見えないよう巧妙に偽装されていた。