横浜Mに制裁金500万円 サポーターの“バナナ振り”問題で
サッカーJ1の横浜M−川崎(23日、ニッパ球)で横浜Mの男性サポーターが川崎の選手にバナナを振る差別的な挑発行為をした問題で、Jリーグは29日、横浜Mに譴責と制裁金500万円の処分を科した。
仙台の選手を乗せたチームバスにサポーターが差別的発言を浴びせた2010年の浦和と同等の処分となった。
制裁理由については「バナナを掲げ、振った行為は、国際社会では人種差別を象徴する許されがたい行為。予見が困難であったとしても、啓発をつくして発生を予防すべき義務をつくさなかった」などとした。
また7月にサッカースクールのコーチが無免許および酒気帯び運転で摘発された鳥栖にも譴責と制裁金300万円を科した。
コーチはすでに解雇されている。