高い利息を約束し多額の金を集めたとして出資法違反の疑いで、熊本県警に逮捕された山辺節子容疑者は、「集めた金のうち４００万円を整形費用に使った」と話していることが分かった。

出資法違反の疑いで逮捕された山辺節子容疑者（６２）は、高い利息を約束して男性２人から６８００万円を違法に集めた疑いが持たれている。
警察の調べによると、山辺容疑者は、以前経営していた塾や飲食店などの事業に失敗し２００５年に破産、約９０００万円の負債を抱えた。

山辺容疑者は、「生活費などを確保するために２００９年の末頃から周囲に出資を募り始めた」「大企業への融資について実際には行っていなかった」と供述していることが分かった。

また、集めた金について「生活費や借金の返済、整形手術の費用などに充て整形には４００万円使った」と話しているという。
警察は、詐欺容疑での立件を視野に捜査を続けている。