「ゾゾタウン」前沢氏がバスキア絵画123億円落札
米国人画家バスキアの無題の作品が18日、ニューヨークで競売に掛けられ、衣料品インターネット通販「ゾゾタウン」を運営するスタートトゥデイ社長の前沢友作氏が、約1億1050万ドル(約123億円)で落札した。
競売大手サザビーズによると、6千万ドルの予想価格を大幅に上回り、米国人芸術家の作品の落札額として過去最高。
前沢氏は昨年5月にもバスキアの作品を約5730万ドルで落札し、話題となった。
バスキアはニューヨーク生まれのハイチ系。
建物などに落書きする「グラフィティ・アート」で人気を集めたが、薬物の過剰摂取により1988年に27歳で死去した。
落札されたのは82年の作品で、縦183・2センチ、横173センチ。
オイルスティックと呼ばれる絵の具などで頭蓋骨のような絵柄を描いたもの。