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林家正蔵（５４）が２４日、東京・丸の内の東京国際フォーラムで初日を迎えたワハハ本舗全体公演「ラスト３〜最終伝説〜」に出演した。
正蔵は元同劇団員で、８４年の旗揚げ公演「村の力」にも出演した。

旗揚げ公演の下ネタ満載の内容から家族会議となって「落語を取るか、下ネタを取るか」と詰問されて「落語を取ります」と答えて退団していた。

３３年ぶりの出演となったこの日、正蔵は「今日は家族には内緒でやって来ました。スケジュール表には東京国際フォーラムとしか書いてきませんでした」。
ウエディングドレス姿の久本雅美（５８）の結婚相手に財力を買われて選ばれて“初めての共同作業”として、久本の股間の風車を吐息で回す重要な役を命じられた。
正蔵は「落語協会副会長なのに」と涙目で抵抗したが、久本に「えっ、そうなの？　知らなかった、ゴメン。でも、来ちゃったんだから」と強要されて、久本の股間に吐息を吹きかけた。
その後も、歌合戦やワハハ本舗名物の裸スーツのダンスに出演して笑いを振りまいた。

エンディングで正蔵は「もう家にも落語にも戻れません。でも、オレの目に間違いはなかった。ワハハは本当に楽しい」と話して、大きな拍手を浴びた。
久本と柴田理恵（５８）は「今日は初日だからかんだりしたけど、これからどんどんうまくなって、全く違うものになる。よかったら、また来てください」と笑った。

２８日まで同所で。この日は、８月２４日の東京・中野サンプラザ公演の追加が発表。
同２６日の宮城・気仙沼公演まで全国を回る。