貸し切りバスを覆面調査へ 運転手の休憩時間など確認
国土交通省は22日、民間の調査員が一般の利用客を装って貸し切り観光バスに乗り込み、運転手の休憩時間確保など法令順守の状況をチェックする抜き打ちの「覆面調査」を週内にも始めると発表した。
昨年1月に起きた長野県軽井沢町のスキーバス転落事故など、貸し切りバスの事故続出を受けた措置。
期間は9月までで、法令違反の疑い事例が確認されれば国交省が監査を実施する。
国交省によると、調査を実施するのは同省から業務委託を受けた民間機関。
道路運送法に基づく運行管理者の資格を持つ調査員が2人一組でバスに乗車し、身分を明かさずに(1)交代要員となる運転手が配置されているか(2)休憩時間が確保されているか(3)乗客へのシートベルト装着を呼び掛けているか(4)運転手の名前が適切に車内に表示されているか―といった点に関し、法令が適切に守られているかを確認するという。
昨年1月に起きた長野県軽井沢町のスキーバス転落事故など、貸し切りバスの事故続出を受けた措置。
期間は9月までで、法令違反の疑い事例が確認されれば国交省が監査を実施する。
国交省によると、調査を実施するのは同省から業務委託を受けた民間機関。
道路運送法に基づく運行管理者の資格を持つ調査員が2人一組でバスに乗車し、身分を明かさずに(1)交代要員となる運転手が配置されているか(2)休憩時間が確保されているか(3)乗客へのシートベルト装着を呼び掛けているか(4)運転手の名前が適切に車内に表示されているか―といった点に関し、法令が適切に守られているかを確認するという。