暴行被害の女性に「美人だからか」…難民審査で
コンゴ民主共和国で兵士から性的暴行を受けた後に来日し、難民申請中の30歳代の女性に対し、男性参与員が今年3月、東京入国管理局の審査で、「(狙われたのは)あなたが女性で美人だからか」などと発言をしたことが12日わかった。
女性側は「女性を揶揄した発言だ」との抗議書を4月25日付で同入管に送付したが、同入管は先月末まで4か月余り放置していた。
参与員は、難民審査を行う有識者で、非常勤の国家公務員。
女性は難民申請が不認定となり、異議申し立ての審査を受けていた。
審査には別の2人の参与員や通訳らも同席していたが、同入管は先月末まで事実確認などを行わなかった。
この参与員は今月6日、読売新聞の取材に応じ、「コミュニケーションの一環で悪気はなかった」と述べた。
女性側は「女性を揶揄した発言だ」との抗議書を4月25日付で同入管に送付したが、同入管は先月末まで4か月余り放置していた。
参与員は、難民審査を行う有識者で、非常勤の国家公務員。
女性は難民申請が不認定となり、異議申し立ての審査を受けていた。
審査には別の2人の参与員や通訳らも同席していたが、同入管は先月末まで事実確認などを行わなかった。
この参与員は今月6日、読売新聞の取材に応じ、「コミュニケーションの一環で悪気はなかった」と述べた。