パナソニック 液晶テレビ11万台リコール
パナソニックは、液晶テレビのモニター部分が転倒する恐れがあるとして、11万台のリコールを発表した。
対象の製品は、2011年12月から2013年6月までに製造された4つの品番の液晶テレビ。
パナソニックによると、そのうち1つの品番について3年前、モニターがスタンド部分から外れたとの修理の依頼があり、検証した結果、回転動作によってスタンドのねじがゆるみ、モニターが転倒する危険があることがわかった。
これまでは個別に対応していたが、今年3月、モニターが転倒し、1歳の子どもに接触する事故があった。
ケガはなかったが、パナソニックは再度調査した結果、同じ構造を持つ11万3000台あまりについてリコールを決定した。
パナソニックは13日からコールセンターを設け、無料で修理を行うとしている。