「過剰融資」批判受け、カードローン残高初公表
銀行が無担保で個人に最大十数%の金利で融資している「カードローン」を巡り、全国銀行協会は19日、初めて融資残高を公表した。
加盟行のうち、インターネット銀行などを除く116行全体の8月末の融資残高は前月比0・5%増の4兆3715億円だった。
過剰融資に対する批判の高まりを受け、実態把握を進めるため公表に踏み切った。
銀行のカードローン残高はこれまで、日本銀行が3か月に1度、全体の残高を公表するにとどまっていた。
今回は4月以降の残高について、都市銀行や地方銀行など種類別にも公表した。
銀行が出資する消費者金融の融資残高が含まれていない。
メガバンクなどの都市銀行等(11行)は0・4%増の2兆4237億円、地方銀行(64行)は0・6%増の1兆5715億円、第二地方銀行(41行)は0・3%増の3762億円だった。
加盟行のうち、インターネット銀行などを除く116行全体の8月末の融資残高は前月比0・5%増の4兆3715億円だった。
過剰融資に対する批判の高まりを受け、実態把握を進めるため公表に踏み切った。
銀行のカードローン残高はこれまで、日本銀行が3か月に1度、全体の残高を公表するにとどまっていた。
今回は4月以降の残高について、都市銀行や地方銀行など種類別にも公表した。
銀行が出資する消費者金融の融資残高が含まれていない。
メガバンクなどの都市銀行等(11行)は0・4%増の2兆4237億円、地方銀行(64行)は0・6%増の1兆5715億円、第二地方銀行(41行)は0・3%増の3762億円だった。