猫に熱湯かけ殺す 元税理士の男に有罪判決
猫13匹に熱湯をかけて殺すなどした罪に問われた元税理士の男の裁判で、東京地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡した。
元税理士の大矢誠被告は、去年から今年にかけ埼玉県深谷市で、捕獲した猫13匹に熱湯をかけて殺すなどした罪に問われている。
大矢被告は一部始終を撮影してネット上に投稿していて、これまでの裁判で、「猫に手をかまれてから恨みを感じるようになった」などと述べていた。
12日の判決で東京地裁は、「犯行は誠に残虐で、繰り返すうちに、虐待行為に楽しみを覚え、動画を公開することが目的化した」と指摘した。
一方で、「税理士を廃業することになるなど様々な制裁を受けている」などとして、大矢被告に懲役1年10か月、執行猶予4年の有罪判決を言い渡した。