北選手団「スマホいらない」…履歴解析恐れる?
平昌五輪の大会公式パートナー、韓国サムスン電子が全ての選手に無料提供しているスマートフォンについて、複数の韓国メディアは、北朝鮮選手団がスマホの受け取りを拒否したと伝えた。
国際オリンピック委員会(IOC)は今大会で、北朝鮮選手団へのスマホの提供が国連安全保障理事会の制裁決議に違反する可能性があるとして、帰国前の返却を条件に配布することを決めた。
選手団側がスマホの受け取りを拒否した理由は不明だが、返却の条件付きであることに反発したとの報道があるほか、北朝鮮側が返却したスマホの通話履歴やメールなどの通信内容を解析されることを恐れたとの見方もある。
国連安保理が昨年末に採択した追加制裁決議は、北朝鮮が先進国の市販品を核・ミサイル開発目的で調達・転用することを防ぐため、電子機器などの輸出入を禁じている。
国際オリンピック委員会(IOC)は今大会で、北朝鮮選手団へのスマホの提供が国連安全保障理事会の制裁決議に違反する可能性があるとして、帰国前の返却を条件に配布することを決めた。
選手団側がスマホの受け取りを拒否した理由は不明だが、返却の条件付きであることに反発したとの報道があるほか、北朝鮮側が返却したスマホの通話履歴やメールなどの通信内容を解析されることを恐れたとの見方もある。
国連安保理が昨年末に採択した追加制裁決議は、北朝鮮が先進国の市販品を核・ミサイル開発目的で調達・転用することを防ぐため、電子機器などの輸出入を禁じている。