脱走13日目 受刑者の有力手掛かりなし
愛媛県の刑務所施設から脱走した受刑者が潜伏しているとみられる広島県尾道市の向島では、20日も警察による捜索が行われたが、有力な手掛かりは見つからなかった。
今月8日、愛媛県の松山刑務所・大井造船作業場から脱走した平尾龍磨受刑者(27)が潜伏しているとみられる尾道市の向島では20日、460人態勢の捜索が行われた。
島内では、今月13日に住宅からポロシャツが盗まれて以降、盗難の届け出はない。
脱走から13日目となり、警察はすでに調べた空き家などを再度捜索した。
しかし、平尾受刑者の痕跡を見つけることはできなかった。
有力な手掛かりがない中、警察は、21日は460人の警察官に加え、16頭の警察犬を出して平尾受刑者を捜索することにしている。