外国人の半数「差別受けた」 新宿でアンケート、留学生ら回答
外国人の留学生や労働者の半数が日本で差別を受けた経験がある―。
大学生らで組織する団体「反レイシズム情報センター」が16日に公表したアンケート結果で、こんな実態が浮かんだ。
アルバイト先で「外国人のレジはいや」「日本語以外を話すな」などと客や同僚から差別されたケースが目立った。
アンケートは2〜3月、外国人が多く住む東京都新宿区のJR高田馬場駅と新大久保駅周辺で実施。
対面で質問し、留学生285人を含む340人が回答。
結果によると、職場で差別を受けたと回答したのは100人。
職場ではないが、それ以外で受けたという67人を合わせると、回答者の49.1%を占めた。