ミッキー死す!国内最高齢ホッキョクグマ
熊本市動植物園は19日、飼育していた雄のホッキョクグマ「ミッキー」が死んだと発表した。
推定28歳で、人間ならば80歳以上に相当する。
同年齢の雌は国内で数頭いるが、雄では国内最高齢だったという。
同園によると、7月から呼吸が荒くなるなど体調を崩し治療を続けていた。
8月にいったんは回復したが、9月18日朝、飼育員が寝室で死んでいるのを見つけた。
死因は肝腫瘍。
ミッキーは1985年に雌の「ミニー」と来園。
夏に氷をプレゼントされて喜ぶ姿や、豪快にプールに飛び込む様子が人気を集めた。
2006年にミニーが死んだあとは1頭で飼育されていた。