万里の長城からこぼれ落ちそう…連休4日目で8万人超の人出
かつて毛沢東が「不到長城非好漢(長城に到らざれば 好漢にあらず)」との言葉を残した通り、中国人にとっては一生に一度は訪れてみたい場所の筆頭として挙げられるだろう。
中でも、北京市北西部にある八達嶺(はったつれい)は最も人気のあるビューポイントとして、毎年多くの観光客が訪れる。とくに、春の黄砂・夏の霧・冬の寒さと無縁な秋は年間でもベストシーズンとしてにぎわうことになる。
先月30日より、中秋節と国慶節(建国記念日)を抱き合わせて8日間続く秋の大型連休は、長城観光の格好のシーズンとなっている。長城からこぼれ落ちんばかりの人出で、事故でも起こるのではと見ていて心配になるほどだ。