中国警察、旧日本軍コスプレで中国人男性2人を処分
中国江蘇省南京市の警察当局は23日、同市にある抗日戦争時に使われたトーチカ跡地で、旧日本軍の軍服を着たコスプレ姿で写真を撮ってインターネットに投稿したとして、20代の中国人男性2人を治安管理処罰法に基づく15日間の行政拘留処分にしたと発表した。
南京市はかつての中国国民政府の首都で、旧日本軍が1937年12月に陥落させた際、中国軍の敗残兵や捕虜、一般市民を虐殺した場所。トーチカ跡地周辺は両軍の激戦地だった。
2人は19日に写真を撮影してネットに投稿した。
写真はネット上で転載され「民族感情を冒涜するものだ」などと批判が殺到し、南京大虐殺記念館の館長も「厳しく非難し、怒りを表明する」とコメントしていた。
上海市では昨年8月にも市内にある抗日戦争の記念館前で、旧日本軍の軍服姿で写真を撮影し、ネット上に投稿した3人が行政拘留処分を受けた。
南京市はかつての中国国民政府の首都で、旧日本軍が1937年12月に陥落させた際、中国軍の敗残兵や捕虜、一般市民を虐殺した場所。トーチカ跡地周辺は両軍の激戦地だった。
2人は19日に写真を撮影してネットに投稿した。
写真はネット上で転載され「民族感情を冒涜するものだ」などと批判が殺到し、南京大虐殺記念館の館長も「厳しく非難し、怒りを表明する」とコメントしていた。
上海市では昨年8月にも市内にある抗日戦争の記念館前で、旧日本軍の軍服姿で写真を撮影し、ネット上に投稿した3人が行政拘留処分を受けた。