JR終着駅に駅長犬、制服・制帽姿で土日出勤
北海道新十津川町は17日、JR札沼線の終着駅「新十津川駅」で、昨年春から駅長犬として活躍する「ララ」に感謝状を贈った。
ララは、隣の雨竜町の団体職員高橋一正さん(56)が飼っている雌のシバ犬(推定11歳)。
土、日曜日に制服制帽姿で「出勤」し、駅ホームで1日1本発着するワンマンカーの乗降客を出迎えている。
ダイヤ改正に伴い同駅での折り返し便の滞在時間が延びるのを記念し、町のPRに貢献するララに感謝状を贈ることにした。
熊田義信町長が「オンリーワンの活躍で町を元気にしてくれた」と感謝状と金メダルを手渡した。
ララは30分近いセレモニーにも辛抱強く耐えて、全国から集まった鉄道ファンら約60人の祝福を受けた。