消防タンク車が水積み忘れ火災現場へ出動 鹿児島
鹿児島県伊佐市で10月、伊佐湧水消防組合・菱刈分遣所のタンク車が水を積まないまま火災現場に出動していたことが20日、分かった。
組合によると、到着後に近くの川から水をくみ上げ消火作業をし、放水開始までに5分程度の遅れが出た。組合は監督を怠ったとして消防長ら5人を訓告処分とした。
火災は10月23日夜に発生し、通報から約10分後にタンク車が最も早く到着した。この時には住宅と倉庫が既に3分の2程度焼けていた。
他の消防車両8台と共に消火作業をし、最初の放水から約1時間後に鎮火した。けが人はなかった。
分遣所のタンク車は4日前まで修理に出しており、戻った際に隊員が水を積み忘れたという。
組合は「プロとしてはあってはならないミス。点検と指導を徹底する」としている。
組合によると、到着後に近くの川から水をくみ上げ消火作業をし、放水開始までに5分程度の遅れが出た。組合は監督を怠ったとして消防長ら5人を訓告処分とした。
火災は10月23日夜に発生し、通報から約10分後にタンク車が最も早く到着した。この時には住宅と倉庫が既に3分の2程度焼けていた。
他の消防車両8台と共に消火作業をし、最初の放水から約1時間後に鎮火した。けが人はなかった。
分遣所のタンク車は4日前まで修理に出しており、戻った際に隊員が水を積み忘れたという。
組合は「プロとしてはあってはならないミス。点検と指導を徹底する」としている。