ストリートビュー車両、当て逃げ繰り返す インドネシア
インドネシアで米グーグルのサービス「ストリートビュー」用の映像データを収集する車両が当て逃げを繰り返し、合わせて3台の車両に追突した。地元警察が14日、発表した。
事故は11日、インドネシアの首都ジャカルタ郊外のボゴールで起きた。
運転していたのはインドネシア国籍の男性で、車両にはグーグルのロゴが付き、ルーフからカメラが突き出したスバル製の車両に乗って公共ミニバンに追突した。
ボゴールの警察幹部、ヘンドラ・グナワン氏は「(グーグル車両の運転手は)ミニバンの運転手と修理工場まで同行したが、修理費が高額になることが怖くなり、事故で損傷した車に乗って逃走した」とAFPの取材に説明した。
ミニバンの運転手も自分の車に乗って約3キロにわたってグーグル車両を追跡したが、グーグル車両は再び別のミニバンに追突したという。
その後、「さらに逃げようとした。だがすぐに停車中のトラックに追突し、そこであきらめた」と、グナワン氏は述べた。
運転手は警察に身柄を拘束され、取り調べを受けたという。グーグルからのコメントは得られていない。