梅田の“アリバイ横丁” 干し納豆賞味期限をごまかし販売 「よく干されているので…」と女性店主
大阪・梅田の地下街で阪神百貨店が運営し、全国各地の特産品を販売する店舗街「ふるさと名産」で、袋詰めの干し納豆の賞味期限を改竄して販売したとして、大阪府警曽根崎署が、食品衛生法違反容疑で熊本県の名産品店の80代の女性店主を書類送検していたことが28日、捜査関係者への取材で分かった。
この店舗街は、出張に行かなくても現地の土産物が手に入ることから「アリバイ横丁」とも呼ばれている。
パッケージの賞味期限の印字部分に、期限を約3カ月後にずらした日付を印字したシールを張り付けていたといい、店主は産経新聞の取材に「売り切ろうとシールを張った。納豆はよく干されているので賞味期限を過ぎて食べても問題ないと思っていた」と話した。
8月に同店で干し納豆を購入して食べた40代の男性会社員が下痢の症状を訴え、大阪市保健所に連絡し発覚。
市保健所の調査で、干し納豆4点で改竄が確認されたほか、餅2種類4点も同様の手口で同年6月20日の賞味期限を同年8月30日としていたことが判明。
店主に計8品を破棄するよう文書で指導するなどした。
この店舗街は、出張に行かなくても現地の土産物が手に入ることから「アリバイ横丁」とも呼ばれている。
パッケージの賞味期限の印字部分に、期限を約3カ月後にずらした日付を印字したシールを張り付けていたといい、店主は産経新聞の取材に「売り切ろうとシールを張った。納豆はよく干されているので賞味期限を過ぎて食べても問題ないと思っていた」と話した。
8月に同店で干し納豆を購入して食べた40代の男性会社員が下痢の症状を訴え、大阪市保健所に連絡し発覚。
市保健所の調査で、干し納豆4点で改竄が確認されたほか、餅2種類4点も同様の手口で同年6月20日の賞味期限を同年8月30日としていたことが判明。
店主に計8品を破棄するよう文書で指導するなどした。