コンビとアップリカ、小売店に定価販売を要求か
ベビーカーなどのベビー用品を定価で販売するよう小売店に要求したとして、公正取引委員会は18日、独占禁止法違反(不公正な取引方法)容疑でメーカー大手「コンビ」(東京都台東区)と「アップリカ・チルドレンズプロダクツ」(大阪市)を立ち入り検査した。
公取委は、要求に従わない場合、両社側が納入単価の引き上げや取引停止などを小売店に示唆していたとみて実態解明を進める。
関係者によると、両社は、ベビーカーやチャイルドシート、抱っこひも、電動ゆりかごなどの製品について、全国の小売店に対し、直接または卸売業者を通じて定価で販売するよう要求した疑いがある。
両社の担当者は、小売店が要求に従わずに値引き販売した場合、納入単価を引き上げたり、取引を停止したりすることを伝えていたという。
公取委は、要求に従わない場合、両社側が納入単価の引き上げや取引停止などを小売店に示唆していたとみて実態解明を進める。
関係者によると、両社は、ベビーカーやチャイルドシート、抱っこひも、電動ゆりかごなどの製品について、全国の小売店に対し、直接または卸売業者を通じて定価で販売するよう要求した疑いがある。
両社の担当者は、小売店が要求に従わずに値引き販売した場合、納入単価を引き上げたり、取引を停止したりすることを伝えていたという。