透明なら職場でも?ペットボトルのノンアル登場
ビール大手が今夏、ペットボトル入りのノンアルコールビールを発売する。
仕事の合間やランチタイムでの飲用の需要を開拓し、頭打ち気味の市場を活性化する狙いがある。
ただ、法律上の分類や見た目が「清涼飲料水」であっても、味はあくまでビール。職場や日中の飲用には慎重な意見も根強い。
メーカーの思惑通りに理解は進むのか――。
「職場でも気兼ねなく飲めます」
6月上旬、サントリービールが東京都千代田区で開いた試飲会で、19日に発売する新商品「オールフリー オールタイム」(380ミリ・リットル入り、150円前後)が紹介された。
ペットボトルに入った液体は無色透明でビールには見えず、職場でも炭酸飲料として飲んでもらえるとアピールする。