「泥棒入って女房死んでいる」町田の高齢者住宅
21日午前6時10分頃、東京都町田市鶴川のサービス付き高齢者向け住宅「ココファンまちだ鶴川」(3階建て)で、入居者の男性(70)から「泥棒が入って女房が死んでいる」と110番があった。
警視庁町田署員が駆けつけたところ、1階室内のベッドの上で、入居者の関初枝さん(69)が頭から血を流して倒れており、搬送先の病院で死亡が確認された。
関さんの頭には鈍器で殴られたような痕跡があり、警視庁は殺人事件と断定し、町田署に特別捜査本部を設置。
タンスの引き出しが開けられ、衣類などが散乱していることから、金品が奪われた可能性もあるとみて捜査している。
同庁幹部によると、関さんは約3年前に夫婦で入居し、隣同士の部屋に住んでいた。
毎朝午前6時に夫が関さんの部屋を訪れていたが、出てこなかったため、鍵を開けて入ったという。
前日は夜9時まで夫と一緒にいたといい、その後、就寝中に襲われた可能性が高いという。