営業禁止処分中も営業 社長ら書類送検
食中毒で営業禁止処分が出ていたにもかかわらず営業を続けていたとして、愛知県小牧市の名古屋コーチン料理店と男性社長が書類送検された。
食品衛生法違反の疑いで21日に書類送検されたのは、小牧市東田中の名古屋コーチン料理店「かな和」と72歳の男性社長。
警察によると、「かな和」と男性社長は今年7月、鶏肉の刺し身などを食べた男女7人が下痢や腹痛を訴え、その後、食中毒菌カンピロバクターが検出されて保健所に営業禁止処分を出されていたにもかかわらず、営業を続けていた疑いが持たれている。
調べに対し、男性社長は容疑を認めていて、営業を続けた理由について「予約客を断れなかった」という趣旨の話をしているという。