花田虎上 弟・貴乃花親方との絶縁原因「一つや二つではない」「今の弟は知らない」
タレントの花田虎上(47=元横綱三代目若乃花)が16日、フジテレビ系「ダウンタウンなう」に出演。
揺れる角界で渦中の人となっている弟・貴乃花親方(45)について口を開いた。
幕内力士貴ノ岩(28=貴乃花)への暴行事件をきっかけに、貴乃花親方は相撲協会との溝が深まっている。
坂上から弟の動きをどう思っているかと聞かれた花田は「最初に感じたのは、暴力はいけないということ。親方(のやり方)がどうこうというのはない。僕は中立。相撲が良くなればいい」と答えた。
貴乃花親方とは「連絡はしていない。連絡先も知らない」と、絶縁状態にあると説明。
「昔はずっと付いてきて、かわいい弟だった」と懐かしんだが「過去の弟は知っていますけど、今の弟は知らない」と言い切った。
若貴フィーバーを巻き起こし、横綱に昇進したが若貴時代は長く続かなかった。
「1995年、史上初の兄弟優勝決定戦をきっかけに兄弟仲が悪化した」と報じられた。
貴乃花があっさり負けたことで疑惑を持たれた、確執の原因になったのではないかと言われたが、花田は「(疑惑を招く取り組みは)死んでもやらない」とキッパリ。
仲違いの原因について「一つや二つではない」とだけ答えた。
また、「兄弟だけど、育てられ方が違う」と複雑な家庭事情だったことも打ち明けた。
今後の兄弟仲については「結末は分からない」とした。
酒席では母親でタレントの藤田紀子(70)、元妻との関係にも焦点が当てられた。
母が原因で元妻との関係が悪化したと報じられたが、花田は「関係ない」と否定。
現在、母とも疎遠になった花田が一番尊敬するのは父親・初代貴ノ花(享年55)。
「全ては親父のため」と言う一方で「あの2人とはかかわりたくない」と明言。
最後には「今が一番幸せです」と笑顔で話した。