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天候悪化で「冬山」に一変、危険な「春山情報」

春の登山シーズンを迎え、長野県警が遭難事故への対策を強化している。

昨年の春山期間(4〜6月)は過去5年で最悪となる72件の遭難が発生し、死者・行方不明者は16人に上った。
今年は平年よりも雪が少ない傾向にあるが、県警は「油断せず、装備を整えて登ってほしい」と呼びかけている。

県警山岳安全対策課によると、今年の残雪は北アルプス南部の西穂山荘付近で230センチ(13日現在)、北ア北部の八方池山荘付近は100センチ(9日現在)と平年並み。
中央アルプスのホテル千畳敷付近で290センチ(同)、八ヶ岳連峰の黒百合ヒュッテ付近は30センチ(同)と平年よりも雪解けが進んでいる。

ただ、油断は禁物だ。
同課によると、春山は天候が急変しやすく、天候が悪化すれば冬山と同じ環境になる。
登山を楽しむ人が増える大型連休中は遭難も多発する傾向にあり、昨年も滑落や転倒する登山者が続出したという。

県警は大型連休に合わせて27日〜5月6日、山岳遭難救助隊員が北アルプスの涸沢に常駐して、救助活動や登山者への啓発を行う。
残雪状況を県警ヘリで撮影した動画と写真を県警ホームページ(HP)で公開する。

13日には県内の主な山系ごとに残雪の状況や雪崩・滑落が起きやすい場所、登山の心構えをまとめた小冊子「春山情報」を発表した。
昨年よりも1000部多い4000部を印刷して、首都圏を中心に県内や大阪、愛知などの山岳用品店で配布する。

冊子を発行する県山岳高原観光課によると、大型連休中に複数の遭難が同時に発生した際などは県警ヘリコプターだけでなく、県消防防災ヘリも出動していたが、墜落事故により現在訓練中のリース機では山岳地帯への出動ができない。
そこで、遭難の件数を抑えるため冊子を1000部増刷することを決めたという。

「春山情報」の冊子は県警HPでPDF版も公開している。

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引田 天候

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