警官が異例失態、歯科医予約で市道を時速145キロ
千葉県警は19日、同県警中央署地域課に勤務する20代男性巡査が千葉市の市道で、歯医者の予約に間に合わせようとして法定速度を85キロも上回る、時速約145キロで自動車を運転したとして、道交法違反(速度超過)の疑いで14日に書類送検したことを明らかにした。
同巡査は、14日付で減給100分の10(1カ月)の懲戒処分となっている。
県警によると、男性巡査は1月10日午後、勤務を終えて帰宅する途中に、千葉市稲毛区の直線道路をスポーツカータイプの車で走行。
法定速度の60キロを85キロ上回る時速約145キロという危険極まりない猛スピードで走行し、交通取り締まりで摘発された。
巡査は容疑を認めており「歯医者の予約があり、早く寮に帰りたかった。それでスピードを出してしまった」などと供述している。
速度超過の理由が、歯医者の予約に間に合わせるためという、警察官として異例の“失態”に、捜査関係者は「これまでに、あまり聞いたことがない話」と戸惑いを隠せなかった。その上で「決して、あってはいけないこと」とした。
県警の監察官室は、今回の書類送検を受けて「誠に遺憾で、深くおわびする。署員全体に指導、教養を再徹底して、信頼回復に努める」としている。
同巡査は、14日付で減給100分の10(1カ月)の懲戒処分となっている。
県警によると、男性巡査は1月10日午後、勤務を終えて帰宅する途中に、千葉市稲毛区の直線道路をスポーツカータイプの車で走行。
法定速度の60キロを85キロ上回る時速約145キロという危険極まりない猛スピードで走行し、交通取り締まりで摘発された。
巡査は容疑を認めており「歯医者の予約があり、早く寮に帰りたかった。それでスピードを出してしまった」などと供述している。
速度超過の理由が、歯医者の予約に間に合わせるためという、警察官として異例の“失態”に、捜査関係者は「これまでに、あまり聞いたことがない話」と戸惑いを隠せなかった。その上で「決して、あってはいけないこと」とした。
県警の監察官室は、今回の書類送検を受けて「誠に遺憾で、深くおわびする。署員全体に指導、教養を再徹底して、信頼回復に努める」としている。