北海道各地で初雪観測
札幌管区気象台などは28日、札幌、旭川、函館の北海道内の3都市で初雪を観測したと発表した。
冬型の気圧配置で大陸側から11月下旬並みの強い寒気が流れ込み、雪が降りやすい状態になっていた。
道内の平野部での初雪観測は初めて。
札幌管区気象台によると、札幌の初雪は平年並み、旭川では5日遅かった。
積雪は28日午前8時現在、上川地方の層雲峡と朱鞠内で4センチが観測された。
旭川市では午前7時ごろ、気温が0・8度まで下がり、雪が激しく降り視界が悪くなった。
市内中心部にある公園ではイチョウの落ち葉のじゅうたんが白く染まり、JR旭川駅前では通勤通学中の人々が傘を差して雪をしのいでいた。
札幌市でも28日午前0時40分ごろ、雨からみぞれに変わり、手稲山や藻岩山の山頂付近がうっすらと雪に覆われた。