刃物男に警察官が発砲 男は意識不明
20日朝、神奈川県三浦市の民家で、父親の顔を刃物で切りつけた34歳の男が、通報で駆けつけた警察官に刃物を持ち向かってきたため、警察官が男に拳銃を発砲した。男は意識不明だという。
警察によると20日午前6時頃、三浦市の民家で「男が父親を棒でたたいている」と110番通報があった。
警察官が駆けつけると、この家に住む34歳の男が父親の顔を刃物で切りつけ、警察官にも刃物を持って向かってきたため、2人の警察官が男に向かって拳銃で計8発発砲。うち約5発が腹や太ももなどに命中した。
警察は父親への殺人未遂の疑いで、浜名諭志容疑者を現行犯逮捕したが、現在、意識不明だという。
神奈川県警は「被害者や警察官の生命に危険が及んだ状態であり、拳銃の使用はやむを得なかった」としている。