厚生労働省などは、この春卒業する大学生の就職内定率が、去年１２月１日時点で８５％と同じ時期の内定率としては過去最高だったと発表した。

厚生労働省などの調査によると、この春卒業する大学生の去年１２月１日時点での就職内定率は、前年の同じ時期に比べ４．６ポイント増えて８５％となった。
１９９７年卒業者の調査開始以降、同じ時期の内定率としては過去最高に上った。

また、高校を卒業予定の人たちの去年１１月時点での内定率は８７％で、これは１９９２年度以来、２４年ぶりの高い水準だった。

厚労省は景気が回復している状況に、人手不足が反映されたためと話している。
今後も文科省などと連携し、まだ決まっていない学生に向けてハローワークなどでの個別支援を続けるとしている。