韓国文化相と朴氏側近を逮捕 「ブラックリスト」で閣僚初
韓国の朴槿恵大統領の疑惑を調べる特別検察官の捜査チームは21日、政権に批判的と見なす芸術家や俳優ら約9400人を掲載した「ブラックリスト」を作成し支援を止めるなど圧力をかけたとして、趙允旋文化体育観光相(50)と、朴氏の最側近の金淇春元大統領秘書室長(77)を職権乱用と国会での偽証容疑で逮捕した。
一連の疑惑で現職閣僚の逮捕は初。
趙容疑者は2018年平昌冬季五輪の担当相で、準備への重大な影響は不可避だ。
金容疑者は、朴氏の父の故朴正煕元大統領時代には情報機関幹部を務め、親子を最もよく知る人物といわれる。
13年8月から約1年半秘書室長を務め、朴氏に次ぐ「ナンバー2」の実力者だった。
金容疑者の逮捕で朴政権の疑惑解明が大きく進む可能性が出てきた。
捜査チームは、朴氏が親友、崔順実被告から指示され金容疑者にリスト作成を命じた可能性があるとみているもようだ。
金容疑者は、14年6月から15年5月まで大統領府の政務首席秘書官を務めた趙容疑者に作成と管理の実務を指示した疑いがある。
一連の疑惑で現職閣僚の逮捕は初。
趙容疑者は2018年平昌冬季五輪の担当相で、準備への重大な影響は不可避だ。
金容疑者は、朴氏の父の故朴正煕元大統領時代には情報機関幹部を務め、親子を最もよく知る人物といわれる。
13年8月から約1年半秘書室長を務め、朴氏に次ぐ「ナンバー2」の実力者だった。
金容疑者の逮捕で朴政権の疑惑解明が大きく進む可能性が出てきた。
捜査チームは、朴氏が親友、崔順実被告から指示され金容疑者にリスト作成を命じた可能性があるとみているもようだ。
金容疑者は、14年6月から15年5月まで大統領府の政務首席秘書官を務めた趙容疑者に作成と管理の実務を指示した疑いがある。