兵庫県警網干署は２１日、長男（１）の腹部を包丁で刺したとして殺人未遂の疑いで、同県姫路市の無職の女（３２）を逮捕した。
網干署によると、「覚えていない」と容疑を否認している。
長男の刺し傷は内臓に達していた。既に退院している。

逮捕容疑は昨年１２月２３日午前９時５５分ごろ、自宅で長男を刺し、肝臓損傷などの重傷を負わせたとしている。

女の夫（３０）は「（妻は）子育てのことで悩んでいた」と話しているといい、網干署が事件との関連を調べている。

発生当時、夫は自宅のベランダにいた。
長男の泣き声を聞いて室内に戻ると２人が血を流して倒れており、女の胸に包丁が刺さっていた。女は２１日に退院した。