東海地方は４日、高気圧に覆われ気温が上昇し、４７観測地点のうち名古屋市など１５地点で３０度以上の真夏日となった。同市中区栄の繁華街では、強い日差しを避けようと女性たちが手をかざし、日傘を差して歩いていた。

名古屋地方気象台によると、岐阜県多治見市で３１．３度と全国１位の暑さを記録し、全国上位１０地点のうち７地点を東海３県が占めた。
各地の最高気温は▽名古屋市３０．５度▽三重県尾鷲市３０．７度▽岐阜市３０．４度。名古屋市で１０月に真夏日になったのは７年ぶり。岐阜市は３日も３０度を超えており、観測史上初めて１０月に２日連続で真夏日になった。

東海地方は５日も高気圧に覆われ、晴れる見通し。