豊田真由子氏「働くことが償い」…出馬にも意欲
秘書への暴行疑惑で自民党を離党した豊田真由子衆院議員(42)(埼玉4区、当選2回)が18日、埼玉県新座市で記者会見を開いた。
豊田氏は一連の騒動を謝罪し、「(議員を)やめた方が楽だとも思ったが、地域のため、国のため、世界のために働くことが償いになるのではないかと考えている」と議員活動の継続と次期衆院選への出馬の意欲を示した。
豊田氏が騒動後、公の場に姿を現すのは初めて。この日は会見に先立ち、支援者との会合を開いた。
記者会見では冒頭、「ご迷惑をおかけし、大変申し訳ありませんでした」と謝罪。時折涙を見せながら1時間半にわたり報道陣からの質問に答えた。
暴行疑惑については「捜査中のため、つまびらかにはお答えできないが、元秘書の顔が腫れ上がるほどたたいたというような事実はない」と説明。
次期衆院選については「そこまでは頭が回っていない」としながら、「出ませんということではなく、状況が整えば選挙に出させていただければありがたい」と語った。