アルゼンチン対クロアチアの裏で襲撃事件勃発…複数のアルゼンチン人がクロアチア人に暴行か
アルゼンチン人サポーターがクロアチア人サポーターを襲撃する映像が見つかった。イギリス『テレグラフ』が報じた。
21日のアルゼンチン代表がクロアチア代表に0-3で完敗した一戦の最中に、襲撃事件が勃発したようだ。
22日に投稿された映像によると、少なくとも5人以上のアルゼンチン人サポーターと思われる男性グループがスタジアムの通路内で、赤と白のチェックのユニフォームを着用した1人の男性に殴る、蹴るの暴行を加えていた。
別のアルゼンチン代表ユニフォームを着た男性が“ノー、ノー”と止めに入るも、暴行は数十秒間続き、襲撃した者たちは退散。
しばらくして暴行を受けた男性は、女性の助けを得てその場を離れたようだが、被害状況は明らかになっていない。
地元ニジニ・ノヴゴロド警察の発表によると、この件に関して重大な違法行為はなく、早急に調査に乗り出すことはないとされている。
その一方で国際サッカー連盟(FIFA)は、スポークスマンを通じて「ファンらしき者によるこれらの行動を強く非難する」と声明を出した。
同試合が行われた会場にはアルゼンチン代表サポーターが1万500人、クロアチア代表サポーターが5000人ほど詰めかけていたとされる。
3-0でクロアチア代表が圧勝する展開になったものの、この件以外に両国サポーターの目立った衝突はなかったようだ。